
切れたネックレス、曲がった指輪、片方だけのピアス、歯に入っていた金。壊れていても、貴金属の価値は1円も減りません。
理由は単純です。貴金属は「形」ではなく「素材」として取り引きされるからです。
この式のどこにも「状態」という項目がありません。K18のネックレスが10gあるなら、切れていようが繋がっていようが、17,000 × 0.75 × 10 = 約127,500円です。買い取ったあとは精錬されて地金に戻るので、形が保たれている必要がないのです。
逆に言えば、「壊れているので安くなります」と言われたら、その根拠を聞いてください。宝石が外れている、他の素材が混ざっているといった具体的な理由がないのに減額されるのは、おかしな話です。
ネックレス、ブレスレット、アンクレット。切れた部分がなくなっていても、残っている分の重量で計算します。
ピアス、イヤリング、カフスボタン。ペアで揃っている必要はありません。
踏んでしまった指輪、丸まったチェーン、ひしゃげた留め具。直してからお持ちいただく必要はありません。
石座だけが残った指輪も対象です。取れた石が手元にあれば、それも一緒にお持ちください。
特に銀は黒く変色します。磨く必要はありません。そのままお持ちください。
金歯、差し歯、金銀パラジウム合金。洗浄せずそのままで構いません。
古いものほど刻印が擦れて読めなくなっています。そもそも刻印が打たれていないものもあります。
その場合は比重測定と試金石で判定します。比重測定は、空気中と水中での重さの差から密度を割り出す方法です。金は19.3、プラチナは21.5と密度が決まっているので、そこから純度を推定できます。試金石は、石にこすりつけた条痕に薬品を垂らして反応を見る、古くからの方法です。
どちらもその場で数分でできます。結果としてメッキだった場合も、正直にそうお伝えします。費用はかかりません。
お持ちいただくだけ、送っていただくだけ。金額にご納得いただけなければ、そのままお持ち帰りいただけます。
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